Nature Remo API入門!Pythonで室内環境データを取得する方法

目次

はじめに

Nature Remoは、家電の操作や室内環境のデータを管理できるスマートデバイスです。この記事では、Nature RemoのデータをAPIを使って取得する方法をわかりやすく解説します。最後にはPythonのサンプルコードも掲載していますので、ぜひ試してみてください!

APIとは?

API(Application Programming Interface)は、アプリケーション同士がやり取りするための窓口のようなものです。Nature Remoでは、公式のAPIを使うことで室内の温度や湿度、リモコンの状態などを取得できます。別の記事でも紹介していますので確認してみてください。

APIを使う準備

Nature Remo アカウントの作成

Nature Remoを利用するにはアカウントが必要です。公式アプリを使ってアカウントを作成し、Remoデバイスを登録してください。

Nature Remo ホームページにログイン

こちらのページにアクセスして、Nature RemoのAPIを利用する準備をします。

APIトークンの取得

  1. ログイン後、「Create Acess Token」をクリックします
  2. 発行されたトークンをメモしておきます(このトークンは他人に見せないでください)

Pythonでデータを取得する

取得したトークンを下記のコードに入れてみてください。エンドポイントURLは以下を参考に。
たとえば、NatureRemoと接続されている家電リストを取得したければ、/1/appliances  が該当します。
https://swagger.nature.global/

import requests

# APIエンドポイントURL
url = "https://api.nature.global/1/devices"

# ヘッダーにトークンを設定
headers = {
    "Authorization": "********************************"
}

# APIリクエストを送信
response = requests.get(url, headers=headers)

# レスポンスの確認
if response.status_code == 200:
    devices = response.json()
    for device in devices:
        print(f"Device: {device['name']}")
        
        # 温度
        if 'newest_events' in device and 'te' in device['newest_events']:
            temperature = device['newest_events']['te']['val']
            print(f"Temperature: {temperature}°C")
        
        # 湿度
        if 'newest_events' in device and 'hu' in device['newest_events']:
            humidity = device['newest_events']['hu']['val']
            print(f"Humidity: {humidity}%")
        
        # 照度
        if 'newest_events' in device and 'il' in device['newest_events']:
            illuminance = device['newest_events']['il']['val']
            print(f"Illuminance: {illuminance} lux")
        
        # 人感
        if 'newest_events' in device and 'mo' in device['newest_events']:
            motion = device['newest_events']['mo']['val']
            print(f"Motion detected: {'Yes' if motion == 1 else 'No'}")
        
        print("")  # 空行で区切りを入れる
else:
    print(f"Failed to retrieve data. Status code: {response.status_code}")

まとめ

Nature RemoのAPIを使うと、自宅の環境データを簡単に取得できます。今回紹介したコードを応用して、データを可視化したり、自動化したりすることも可能です。初心者の方でも気軽に試せるので、ぜひチャレンジしてみてください!

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