はじめに
私自身、ストレスが原因の不眠症を患ったことがあります。寝たくても眠れない、眠れたとしても悪夢を見たりすぐに起きてしまう。非常に恐ろしい体験でした。ここまでの状態でなくとも、睡眠がうまく取れない、質が悪いという方は一定数いると聞きます。そんな悩みを抱えている方に、私が実際に使ってみて効果的だったアイテム4選を1つずつ紹介します。なお、+1はアイテムではなく手法です。
良質な睡眠の大前提
睡眠アイテムうんぬんの前の段階の話です。一番大事なことです。
1. 眠くなってから寝室に行く
無理に寝ようとするのではなく、本当に眠気を感じてから寝室に向かうことが大切です。早すぎる時間にベッドに入っても、眠れないことに焦ってしまい逆効果です。心地よくリラックスできる状態でベッドに入るよう心がけましょう。
2. 疲れていないと眠れないのは当たり前
日中にあまり体を動かしていない場合、夜にすぐ眠れないのは自然なことです。身体的にも精神的にも適度に疲れを感じていると、眠りに入りやすくなります。運動や活動的な時間を日中に持つことが、夜の快眠に繋がります。
3. 昼寝はほどほどに
昼間にたくさん寝てしまうと、夜の睡眠に影響が出るのは当たり前です。短時間の昼寝は疲労回復に役立ちますが、30分以内に留めるのが理想です。これ以上長く寝てしまうと、夜に眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったりします。
4. 適切な睡眠時間は人それぞれ
「8時間睡眠が理想」とよく言われますが、実際のところ必要な睡眠時間は人それぞれ異なります。大切なのは、自分が最適と感じる睡眠時間を見つけることです。6時間で十分な人もいれば、9時間必要な人もいます。自分の体調に合わせて調整していきましょう。
5. 眠気は脳内物質が関係しています
眠くなるのは、脳内物質であるアデノシンやメラトニンなどの影響です。アデノシンは、日中の活動によって蓄積され、体が「休息」を求めるときに作用します。メラトニンは、夜になると脳から分泌され、眠気を促進します。これらの物質の自然なリズムを尊重することが大切です。
6. 暗く、肌寒い環境が理想的
寝室の環境も重要です。特に、暗くて肌寒い状態が快眠には最適です。光を遮断し、室温を少し低めにすることで、体がリラックスしやすくなり、自然な眠気が生まれます。空調やカーテンをうまく活用しましょう。
7. 体温が下がるときに眠くなる
体温がゆっくりと下がるとき、眠りに入りやすくなります。これは自然な生理現象で、体が休息モードに入る合図です。寝る前に軽くシャワーを浴びたり、ストレッチをすることで体温を少し上げ、その後に自然と下がるタイミングで眠りやすくなることがあります。
アイテムの特徴と利点
今回紹介するのは、Loop Quietという耳栓です。
これまでたくさん耳栓を使いましたが、これが最も睡眠の質を向上してくれました。
快適な装着感
この耳栓の一番の魅力は、長時間つけていても痛くならないことです。私の耳は特に敏感で、以前試した耳栓では長時間装着すると耳が痛くなり、眠りの途中で外してしまうことがありました。しかし、Loop耳栓は柔軟でフィット感があり、つけているのを忘れるほどの快適さです。
はずれにくい
寝返りをうっても耳栓が外れてしまうことがないのもポイント。これは寝る時の安心感につながり、より深い眠りに誘ってくれます。
左右の耳にフィット
左右の耳の穴の大きさが微妙に違う場合でも、4種類のサイズの異なるイヤープラグが付属します。
私は、左がS、右がMでちょうどでした。自分の耳に合ったサイズが選べるのはとても良いです。
効果的な遮音性能
耳栓で最も重要な性能です。音を遮断する力が非常に高く、SNR値が24dBです。
この耳栓を使うとほぼ無音の状態になります。まるで静寂に包まれるような感覚で、リラックスしやすくなり、自然と眠りに落ちていきます。
イマイチな点
それはずばり、価格です。
この耳栓の素晴らしさを考えると少し高価な点が唯一の難点かもしれません。ですが、質の良い睡眠を得るための投資と考えれば、その価値は十分あると思います。特に、ストレスや騒音が原因で眠れない方にとっては、この耳栓が大きな助けになるはずです。
まとめ
質の高い睡眠には、睡眠環境の整備がとても大切です。
なるべく静かな環境で心を落ち着けて入眠できると、質の高い睡眠がとれると思います。
特段、音が気になっているわけではない、という方にもおすすめします。
簡単に静寂の環境を手に入れることができます。ぜひ!!
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