はじめに
本業である自動車のネタです。
車に装備されている「フォグライト」と「手動光軸調整ダイヤル」。どちらもとても便利な機能ですが、その使い方を知らない方も多いのではないでしょうか?
わたしは以前、カーシェアで借りた車が光軸ダイヤルが回されており、ヘッドライトが非常に近い距離しか照らせておらず、故障しているのか??という経験をしました。
今回は、これらの機能の正しい使い方を解説します。
フォグライトとは?
フォグ(fog)ライトは、文字通り霧や雪、豪雨などの悪天候時に使用する補助ライトです。
フォグライトは、悪天候時に「視界を確保する役割」も当然ありますが、「自車の存在を他の車や歩行者に示す」意味合いの強いライトです。
特に霧や雪、豪雨などの状況では、通常のヘッドライトでは光を乱反射させて前方の視界を逆に妨げることがあります。その点、フォグライトは車の低い位置に配置されており、光が乱反射しにくい特徴があります。
フォグライトの正しい使い方
フォグライトの操作は少し特殊です。SUBARU車で説明します。
1.ヘッドライトをつける
2.レバー内側にあるリング状のパーツをOFFから上に回す
→フロントフォグランプが点灯します。インパネにも同じ表示がでます。
3.さらに上まで回す
→リアフォグランプが点灯します。インパネにも同じ表示がでます。
注:リアフォグランプのスイッチは固定されず、手を離すと戻ってきます。インパネ表示をよく確認ください。
手動光軸調整ダイヤルとは?
手動光軸調整ダイヤルは、車のヘッドライトの光の照射角度を調整するためのダイヤルです。
重たい荷物を載せたりやたくさんの人が多く乗ると、車の後部が沈み込み、ヘッドライトが上向きになることがあります。この状態では、対向車のドライバーに眩しさを与えたり、路面がしっかり照らされなかったりすることがあります。このような状況を防ぐために、光軸調整ダイヤルを使い、光軸を下げます。
手動光軸調整ダイヤルの正しい使い方
1.車両の状態を確認する。
乗車人数や荷物の重さによる車の姿勢の変化を確認します。 ヘッドライトが適切に照射されているか確認します
2.ダイヤルで調整
通常は「0」です。ダイヤルを回すと光軸を下げることができます。
適切な調整目安は、ヘッドライトが路面を照らしつつ、対向車に眩しさを与えない位置です。
3.運転前に確認
調整後、夜間に実際に点灯して確認しましょう。
特にカーシェアを利用する際は、設定がズレていることがあるので注意してください。
まとめ
手動光軸調整ダイヤルとフォグライトは、車を安全に運転する上で重要な機能です。
使い方を正しく理解し、場面に応じて活用することで、夜間や悪天候でも安心して運転することができます。
これを機に、ぜひ一度自分の車のダイヤル位置やフォグライトの使い方を確認してみてください!
駐車場などで一度使ってみることを強くお勧めします。
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