読書感想文 「アイデアの作り方」

はじめに

ェームス・W・ヤングの名著『アイデアの作り方』を読みました。
ページ数は少ないながらも、内容はとても濃く、考え方を深く掘り下げてくれる本です。

以前紹介した『思考の整理学』(外山滋比古)と、根本的なところは同一といって良い内容でした。
複数の本で同一内容が書かれているということは再現性が高い手法であるということです(この本にもそう書いてあります)。
今回は「思考の整理学」を補足するような形で印象に残った言葉をいくつか紹介します。

アイデアは「技術」である

この本では「アイデアの想像は“技術”である」と断言しています。
つまり、生まれつきの才能ではなく、後から身につけることができるスキルだということです。

そして“技術”を習得するためには、まず「原理の理解」、その次に「具体的な方法」が必要だと説いています。
この順番がとても大切で、「あの人のアイデアの出し方をマネしてもうまくいかない」というのは、たいてい原理を理解せずに方法だけを真似しているからなんですよね。

何かの手法を取り入れるときは、「なぜその方法で成果が出るのか?」という背後の原理をしっかり理解してから、応用していくことが大事なんだと再確認させられました。

アイデアとは「新しい組み合わせ」である

この一言も本質を突いていて、とても印象に残りました。

まったくゼロから生まれるアイデアなんて、実はほとんどありません。
既にある知識や経験、情報を“新しい形で組み合わせる”ことで、アイデアは生まれます。

では、その“組み合わせる材料”とは何か?

詰め込むべき知識は、「①当面に必要な専門的知識」と「②一般知識」である。

アイデアを生み出すには、まず①の専門知識が必要です。
けれど、多くの人が意外とここを疎かにしてしまいがち。
そして②の一般知識は、生涯にわたって蓄積していくものです。

この両者が十分な状態で「思考の整理学」で学んだプロセスを踏むとセレンデュピティが起き、ある日突然、アイデアが浮かんできます。

再現性のある“アイデアの技術”を学ぼう

『アイデアの作り方』は、クリエイティブな仕事をしている人だけでなく、日々の業務改善や企画、プレゼンなど、あらゆる仕事に通じる“アイデアの技術”を教えてくれる一冊です。

アイデアは技術である
原理を理解することが第一
アイデアは知識の新しい組み合わせ

たったこれだけのことですが、実行しようとすると奥が深く、
繰り返し読み返したくなる本だと思います。

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