ブレッドボードの使い方と電気回路の簡単な説明です。
目次
ブレッドボードとは
ブレッドボードは、電子回路を構築する際に非常に便利なツールです。はんだ付けをせずに部品を接続できるため、プロトタイプの製作や学習用途に最適です。
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ブレッドボードの構造
以下の様にジャンパ線をつないだ場合、黄色以外のLEDが点灯します。※抵抗考慮せず
- 「+」と「-」行は、横方向にすべてつながっている
- 「a~e」、「f~j」は縦方向につながっている
- 「e」と「f」の間はつながっていない
電気の基礎
電気は「電源(+)」からスタートして「GND(‐)」に戻ります。学校では以下の様に学ぶことが多いです。
出典:media.qikeru.me
有名なオームの法則です。電圧V = 電流I * 抵抗R
電力(W)は、電圧V * 電流I = 電流Iの2乗 * 抵抗R = 電圧Vの2乗 / 抵抗R
日常よく見る単位は、WhやmAhです。
Wh → 電子機器を長時間使用した際、何W消費する(した)か?電気料金に記載有。
mAh → *mAの電流を1時間流し続けることができることを示す。モバイルバッテリーに記載有。
電子工作においては、電気回路を水路としてイメージすると分かりやすいと思います。
- 電「圧」のポンプで水を上に持ち上げる
- 水は電「流」となって流れ、水路の途中の抵抗(LEDや電線そのものの抵抗など)でエネルギーを消費(水路の高さが下がる=電圧が下がる)する
- 最終的に下水であるGNDまで流れ落ちる(電圧=0)
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ポンプの性能が悪くなる(電池が劣化する≒電圧が下がる)と、流れる電流が少なくなります。
例えば、LEDが発光するために必要なエネルギー > 電池が発生できるエネルギー
となるとLEDが光らず、「電池が切れた」となります。
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