はじめに
「チーズはどこへ消えた?」は、ビジネス書としても自己啓発書としても多くの人に読まれている名著です。
私もようやくこの本を手に取って読んでみたのですが、感想としては「もっと早く読んでおけば良かった」と強く感じました。
自分の気持ちを代弁してくれた本
この本の中で語られている「変化への対応」というテーマは、私自身が日々考えていたこととぴったり一致していました。自分が抱えていたモヤモヤや疑問、そして不安を言葉で表現してくれた感じがあり、とても共感できました。
物語は、迷路の中で「チーズ」(幸せや成功の象徴)を探し求める4つのキャラクターを通して、変化にどう対応すべきかを描いています。このシンプルな設定が、人生の転機やビジネス環境の変化をリアルに映し出していて、特に「変わらなければならない」と感じていた自分にとっては心に響く内容でした。
今となってはよくわかること
読んでみて感じたのは、変化の重要性について、頭では理解していたけれど行動に移すのが難しいという点です。人間は、環境の変化に直面すると不安になり、ついつい現状にしがみついてしまうものです。物語の中で、変化に早く適応し前に進むキャラクターと、変化を恐れて立ち止まってしまうキャラクターが対比されて描かれていますが、それがまさに自分を映しているようで、思わず苦笑してしまいました。
今なら、この物語が示す「変化を受け入れる大切さ」が以前よりもよく理解できます。これまでの人生で何度か変化に直面する機会がありましたが、この本を読んだことで、その度に変化に対応できたかどうか、改めて振り返るきっかけになりました。
まとめ
「チーズはどこへ消えた?」は、変化をどう受け入れ、前進するかをシンプルな物語で教えてくれる本です。変化を恐れずに、柔軟に対応することの大切さを学べます。特に、仕事やプライベートで大きな転機を迎えている人にとって、背中を押してくれる一冊だと思います。
もしまだ読んでいない方がいれば、ぜひ手に取ってみてください。きっと、あなた自身が直面している「変化」に対する新たな気づきが得られるはずです。
私は最近、社内異動ではありますが長年慣れ親しんだ職種から全く未経験のデータサイエンティストの道を自らの意思で歩み始めました。半年ほどたちますが、この本の通り当初の不安な気持ちはすでに吹っ飛んでおります。勇気を出して異動した当時の自分を褒めてあげたいです。
最後に、、読書が苦手な方でも絶対に読めます!なぜならびっくりするくらい薄っぺらい本ですww
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